わたしたち「しまらく」は
長崎県島原市を中心とする酪農家が組織運営する協同組合です。
おいしさのヒミツは、
水の都とたたえられる島原の清らかな湧き水と豊かな自然にあり。
しまらくの工場に毎日届くしぼりたての生乳には、
島原半島の恵みとたっぷりの愛情が、ぎゅうっとつまっています。
この自慢の味を、もぉっとたくさん味わってほしい。
ひとつひとつの工程を大事にしながら、
今日もおいしさいっぱいの牛乳をみなさんにお届けします。
売店では島原牛乳をたっぷり使った
ソフトクリームなども販売。
しまらくでつくっている牛乳や乳製品を販売。一番人気は新鮮な島原牛乳をたっぷり使ったソフトクリーム。すっきりとした甘さで、大人も子どももぺろりと食べてしまうおいしさです。国道251号沿いの看板を目印に。
島原牛乳でつくったソフトクリームはみんなの人気者。さっぱりとした甘さでペロリと食べちゃう。
搾乳
しぼる前に牛さんのお乳をきれいに消毒。しぼった生乳はバルククーラー(冷却タンク)に運ばれ、瞬時に冷やして鮮度を保ちます。
集乳
タンクローリー車で各牧場をまわって温度やにおい、色などをしっかりとチェック。問題がなければ、しまらくの工場へと運びます。
検査・受入
工場に到着したらもう一度検査。専門の検査員が乳中の細菌の数や成分、比重などを調べ、合格した生乳だけをタンクに移します。
冷却・貯乳
しぼったばかりの生乳は微生物が発生しやすい危険な状態。冷却器ですぐさま5℃以下にまで冷やし、タンクで一時的に保管します。
清浄化
生乳の中には目に見えない小さなゴミや異物が混入していることも。クラリファイアー(遠心式清浄機)にかけて分離、除去します。
均質化
生乳をそのまま置いておくと、乳脂肪分が表面に浮いてきます。脂肪の粒を機械で粉砕することで、さらっとなめらかな口当たりに。
殺菌
130℃の高温で3秒加熱し、有害な微生物をほぼ死滅させます。65℃で30分かけて加熱した低温殺菌牛乳は、生乳本来の風味を感じます。
冷却・貯乳
再び冷却器に移し、ただちに5℃以下に冷やします。しまらくには大きなタンクが3本あり、合わせて45トンを貯えることができます。
充填
自動で成型された紙容器に牛乳を入れ、密封して賞味期限を印字。ビン入り牛乳はビンを洗浄・殺菌してフタとフィルムで密封します。
箱詰
パック済みの製品は金属探知機などを通り、ケーサ室でプラスチックコンテナに自動で箱詰めされます。ちなみに1ケース40本入り。
製品検査
出荷する前に最終チェック。いくつかの製品をピックアップして細菌や風味、成分などに異常がないか念入りに検査を行います。
出荷
検査に合格した牛乳を保冷式のトラックに大切に積み込んで。スーパーマーケットや学校などに運ばれ、みなさんの元へと届きます。